TOO TOUGH TO DIE A Tribute To Johnny Ramone

David Sylvianの来日公演が異常なまでにはやく終了してしまい
はっきり言って不完全燃焼でしたが、この映画を見ることができたので満足です。

2004年に行われた、Ramonesの30周年イベントを追ったドキュメンタリ。
ライヴに参加したアーティストはもちろんのこと、
インタビュに登場したアーティストもすっごく豪華でした。
そして、なによりもRamonesへの愛を感じることができたのがうれしかったです。
電話越しのJohnny Ramoneにみんなで「Hey Ho, Let's Go」を伝えた場面は感動的すぎました。
というか、泣きました。結末を知ってるだけに、なおさら胸にこみ上げるものがありました。

なんだか、やたらRed Hot Chili Peppersのパフォーマンスが長かった気がしました。
個人的にはAnthony Kiedisのヴォーカルがあまり好きではないのでw
Eddie VedderとかHenry Rollinsが歌ってた場面をノーカットで見たかったです。熱かったぜ!
とはいうものの。やはりJoey Ramoneのヴォーカルでないとしっくりこないなぁ
とか思ってしまう私もRamonesの強い影響下にあるということでしょうかねw

ゴッドファザー・オブ・パンクには様々な説があるけれども、
その後のあり方を決定付けたという意味でやはりRamonesが始祖だと
私は思っています。
ポップなメロディにパンク・スピリットを乗せて奏でる極上の音楽。
どの曲も同じ構成だとか揶揄されることもありますが、
「偉大なる繰り返し」、結構じゃないですか。
彼らは世界を変えることに成功したんですから。

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  1. 2007/10/31(水) 02:52:12|
  2. 映画;ロック関連
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London Calling The Life Of Joe Strummer

本当は公開初日に行こうと思ってたんですけど…。

いわずと知れたジョー・ストラマーの生涯を描いた作品です。
監督はジュリアン・テンプル。相変わらず独特のツギハギ映像でした。

The Clashのフロントマンとして栄光を掴んだだけでなく、
パンクスの鏡としても伝説に事欠かないジョー・ストラマー。
2枚組みのレコードを1枚の価格で発売しただとか、
移動には高級車を使わなかっただとか。
町田康もエッセイの中でThe Clashのパンク魂についてよく語ってます。
映画本編でも彼に影響を受けた様々な効果アーティストが登場し、
キャンプファイアの火を囲みつつ、その熱い思いを語っています。

が、この映画はThe Clashでの活動のみに焦点を当ててはいません。
パブで演奏していた時期や商業的に不振だった時期をも描いています。
そういう意味では非常に客観的だといえそうです。

The Futuere Is Unwritten.
常に前を見つめ、鋭い切り口から音を創造したジョー・ストラマー。
彼の音楽に関するアンテナは広く、ジャンルを問わなかった。
うーん、すばらしいですなぁ、アーティスティック。
そんな彼の姿勢は、いつまでも引き継がれていくといいですね…。
ただし、とても不器用に生きていたんだなぁ、と。
生真面目な性格だったんだな、と感じました。

しかし、ミック・ジョーンズは太った上に額が後退して…。
時の経過とは悲しいですなw

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  1. 2007/10/15(月) 17:37:24|
  2. 映画;ロック関連
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エディット・ピアフ 愛の讃歌

大学で第二外国語はフランス語を選択していたので
シャンソンには興味があったのです。
エディット・ピアフとかバルバラとか、聞いてみようとは思ったものの
月日が経つのは早いもので。結局、足を踏み入れたのはフレンチ・ポップまでw

そんなわけで、この映画もかなり気になっていたのですよ!

非常に過酷な人生を歩んでいたのですね、ピアフさん…。
音楽に生涯を捧げ、恋愛もその糧となっていた、と。
「愛の讃歌」誕生秘話は知っていたのですが、
あの場面で曲が流れると感動せざるを得ません。。

愛に生き、歌に人生を捧げ、孤独のために身体を壊していく。
ジャニス・ジョプリンの生涯をモデルにした、ベット・ミドラー主演の
映画『ローズ』に似ているような気がしました。
やはり、偉大なアーティストほど、その輝きが強いだけに
大きな陰が存在するのかも知れませんね…。

ストーリー構成は、かなり複雑というか。
過去と現在を行ったり来たりだったので、かなり雑多な印象を受けました。
写実的というか、淡々とした進行かもしれません。

音楽はいうまでもなく素晴らしかったです。
とても心に響く、それこそパリを感じさせられる音楽ですね。
本格的にシャンソンも聴いてみようと思いました。

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  1. 2007/10/15(月) 03:05:44|
  2. 映画;ロック関連
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Screaming Masterpiece

また音楽ドキュメンタリ映画をみてきましたよ。

アイスランドの音楽シーンを描いたドキュメンタリ(→公式HP)。
英米や欧州の影響を受けつつも、独自の美意識をもっており
賛美歌のように荘厳な音楽を提供するアイスランドのアーティスト。
彼らの音楽性はいかにして形成されたかについて、
インタビューやライヴ映像の合間に美しいアイスランドの風景を
挿入しつつ究明していきます。

ライヴ用のPAアンプを使い、爆音で上演するというのもよかったです。
もう、冒頭でSigur Ros「#8」が壮大な景色とともに流れて
カ〜ッコいい! いきなりクライマックスみたいな感じですがw
まあ、もっと音量は大きくてもよかった気がしないでもないです。

あっという間に終わってしまったような印象ですが
非常に興味深かったです。
土地、言語、歴史など様々な影響要因がある中でも、
特にアイスランド固有の宗教である異教が中核を担っているようで。
そして、異教に根ざしているが故に祖国では少数派に属するんだとか。
うーん、深い…。

パンクの洗礼を受けてインディレーベルが創設され、
アーティスト同士の交流があってメンバーも流動的。
うーん、シアトルの音楽シーンと似てる…。

映画は、

「アイスランド的」というのは曖昧だし、
どの国の音楽も根本的な部分は共通しているはずだ

というBjorkの言葉で幕を閉じます。
うーん、言いたいことはわからなくもないんですが、
やはりアイスランド人による音楽がもつ独自性みたいのはあるかな、と。
似たような状況でも、シアトルでは直情的な歌詞をハードコアに音を乗せたのに対して
アイスランドでは伝統的な詩歌を理知的でひねくれたポップスにゆだねた。
まあ、いずれにせよ、Bjork筆頭にSigur Ros、Mumと
優れたアーティストを育てたんだから、すごい国だよなぁ。
そして、まさかパンクの影響がこんなところにまで波及してた
というのには驚きました。Sex Pistolsの功績は改めてすげーな…。

公式HPによると、
出演:ビョーク、シガー・ロス、ムーム、カラシ、フー・ファイターズ ほか
となっています。
何故にFoo Fighters?と疑問に思ってたんですが
アイスランドの新鋭バンドをオープニングに起用したんだとか。
うーん、だったらradioheadとかThe Album Leafを取り上げたほうがいいような気がするんだが…。

あと、気になったのが、
異教の司祭でアイスランド音楽のパイオニアである
ヒルマール・オゥルン・ヒルマルソンが、
音楽と言葉は密接に関連しあっている、
というようなことを言った後にSigur Rosの演奏シーンが挿入されること。
たしか、彼らはMagmaのコバイア語みたいな感じで
独自の言語でも作詞してるんじゃなかったっけ…?
まあ、いいんですけど。

Aparat Organ QuartetやBang Gangなんかは
とても琴線に触れるアーティストっぽかったので、
それだけでもこの映画を見た価値がありました!
また見たいので、ぜひDVD化してほしいですね♪


ブログ内関連エントリ
CDレビュー:Sigur Ros / ()


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  1. 2007/10/03(水) 01:17:23|
  2. 映画;ロック関連
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Punk's Not Dead

なんだかパンク関連の映画が多くておもしろいですね。
ロックマニアとしては是非とも観なくては!ということで
まずは『Punk's Not Dead』です。

パンクといっても、
主として80年代のUSハードコア以降を扱った映画でした。
当事者の証言により歴史を振り返りつつも、
コンセプトはパンクの現在の地位を見直す、というもの。

私は、ポップ・パンクやメロコアは聞きません。
ファッションと化したパンクはつまらないからです。
この辺の議論は映画の中でもなされていました。
やはりパンクは反骨精神にありとする意見に対し、
反抗的・反逆的な歌を演奏しなくてもいいという意見もありました。
BuzzcoksもRamonesも、愛について歌っているじゃないか、と。
なるほど、説得力あるかも。Buzzcoksはあまり好きじゃないがw

とはいうものの。パンクはある程度の型があって、
それをなぞっているだけという印象が非常に強い!
似たような楽曲が多いし、どのアルバムを聞いても同じ感じ。
驚きが少ないし、おもしろみがないというのが持論です…。

なんとなくハードコアは、輸入盤でも高額だったりするので
なかなか手が伸びずほとんど聞いてません。
この映画を見て、なんだか聞きたくてウズウズしてきましたw
アンダーグラウンドなインディレーベルの密なつながりが
あったからこそ、ニルヴァーナが登場できたんだしなぁ…。

売れすぎるとパンクの精神を維持するのが難しい、と言っていました。
自分たちで矛盾を知りながらもやっているのか、とか
純粋なパンク・ロッカーであり続けるためには自殺するしかないのか、とか
いろいろ考えさせられました。
まあ自殺はしなくてもいいんでしょうけど、
企業が存在しなければなにもできない、とか言い訳してるひとがいたり。
だからメロコアは嫌いなんですよ、潔くない。
その点、ピストルズは金の為だけに再結成すると公言してるしなぁw

MTVが存在することによって、ライヴハウスに足を運ばなくても
よくなった、という話を聞いたことがあります。
が、そんな環境でもやはりアンダーグラウンド文化は存在するんだ、
パンクは今後もひとびとに必要とされ、継承されていくんだ、
という前向きなメッセージとともに映画は終わります。
パンクス・ノット・デッド。
秀逸なタイトルだ。

ということで、なかなかいい映画です。
もう東京はレイトショーだけになるようですが、
ロック好きなら観て損はしませんね、絶対。
まあ、しかし騒々しい映画でしたな、音デケーw

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

  1. 2007/09/29(土) 02:14:25|
  2. 映画;ロック関連
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